①買ったら思った以上に高かった
”浴衣をレンタルする人”よりも ”買う人” が圧倒的に多いのです。
その割合は9:1位の割合と言われています。
なぜみんな買うのでしょうか?
安くていいのを見つけたから? そうですよね。安くて良い物があればそれに越したことはないですよね。
新しい方がいいから? そうですよね。なんでも新しい方がいいですよね。
高いブランド浴衣を買って何年も着たいから? そうですよね。3年も4年も着ることを考えたら、年数分割れば安上がりですよね。
こんな当たり前の理由で9割の方が浴衣を買う選択をしています。
しかし、本当に良かったのでしょうか? では、ゆかたイベントの為にたくさんの浴衣を買った人の失敗あるある をご紹介しましょう。
失敗あるある
『年に1度だから、お洒落したい』
今年は、ワンランク上の浴衣をゲットする! そんなAさんが選んだのが、
●デザイナーズ浴衣 14,800円
●帯の一番端に刺繍デザインが入った半帯 4,800円
●セット販売ではないので単品で買った腰紐と帯板 1500円
●浴衣に合わせて揃えた和柄の下駄 4,880円
●浴衣に合わせた和風の巾着 4,800円
●2個付けがカワイイって言われて買った髪飾り 5,260円
合計 36,040円
さらに消費税が付いて ゆかた1セットで 38,923円
少し奮発しただけで、予想もしていない大出費になってしまうのです。
②それぞれで浴衣を持参したら、絵柄がみんな一緒
『安かったから買ったけど・・・』 圧倒的に多いのが、このケースです。
浴衣と帯(作り帯)、下駄が付いて 4,800円!!
お得ですよね。
でも、買った後にお祭りやイベントに行って気づくのが、『右も左も、みんな似たような浴衣着てる、、、』
よくありますよね。
花がらが若干違うけど、同じような柄と帯なんかが一緒だったりすると、それだけで気まずくて、夏の一大イベントである花火大会を楽しめませんよね。
このケースのあるあるが、
『中高生の浴衣。。。自分が着ているのと一緒、、、』
これってありますよね。
③大きめのサイズの浴衣が無い
『私のサイズはM?L?LL?』
20代後半から、浴衣を着る回数というのは激減するそうです。
インターネットで探せば、大き目のサイズが見つかりますが、まだまだ種類は少ないですし、値段が高いゆかたばかりです。
しかし、もっと大きめサイズの女性を悩ませるのが、L、LL、3Lサイズです。
洋服のサイズ感で選んでいいのか、難しいですよね。
年に1回着るか着ないかのゆかたに2、3万円も出費するのに、サイズ選びで失敗したくないですよね。
④着付けが出来ない
大人数のゆかたイベントで困るのが、着付けです。
お仲間に着付けが出来る人がいればいいのですが、自分で着られることと、人に着付けることは 大きな違いがあります。
それにあまり知られていませんが、着付けは力仕事です。
5人も着付けると、ヘトヘトになってしまうくらい力が必要です。
着付けが出来る人がいて、自前でイベントを開催しようとしたのですが、
10人くらい着付けてダウンしてしまったというお話を聞いたことがあります。
着付けできる人がいない場合は、ヘアサロンなどに頼むのですが、
意外と高いのがゆかたの着付けです。
最低でも3500円位からで、ヘアサロンの空き時間が無ければ、2時間、3時間待ちなんてことも。
⑤浴衣の片づけは一苦労
『クリーニング代でもう一着買える?』
洋服はハンガーにかけるだけで、片付きますが、ゆかたはそうはいきません。
夏の暑い時期に着るので、汗はたっぷり、ゆかたはシワシワなんて当たり前です。
来年も着るために、クリーニングに出すのですが、これまた意外と高いゆかたのクリーニング代
最低でも1000円から2000円
着物専門店では4000円以上!
1年間もタンスに寝かせるので、汗が抜ききらなかったりすると大変です!
1年後、白いゆかたは襟元まっ黄色なんてことも!
買って終わらないのが、ゆかたです。
⑥時間・労力・お金結構かかったね。。。来年は、
『来年は、浴衣イベントは控える?』
これまでの①から⑤でご説明した通り、年1回のイベントの割には時間と労力とお金が思いの外かかります。
人数が増えれば増えるほど、その負担が大きくなりゆかたイベントの開催自体が危ぶまれます。
現に、当協会にお声がけ頂くお問合せの半分が、例年の自前運営を止めて、当協会ゆかたイベントを依頼するお客様です。
せっかく参加者の方全員が楽しめる一大イベントなのにもったいないですよね。