■私たちの夢 1 学校教育にゆかたの着付授業を導入したい
ゆかたの普及振興をするにあたり、重要な事の一つが初等教育においてゆかたに触れることだと思っています。ゆかたや着物などの和装を着るにあたりひとつの障害になっているのが着付けです。
一度覚えると意外と簡単なのですが、難しいイメージが先行してしまうために、なかなか覚える機会がないものです。
そんな着付けやゆかたを着用して過ごす感覚を義務教育(小中学校)で学ぶことが出来れば、将来的に夏祭りだけでなく、春夏秋シーズンの普段着としてゆかたが普及するのではないかと考えています。
私たちが小中高学校の教育機関に出向き、着付けを指導できる日がくればもっと、ゆかたは身近になります。
■私たちの夢 2 2020年オリンピック会場を浴衣一色にしたい
2020年のオリンピック東京大会に向けて日本中が盛り上がっています。私達、日本ゆかた文化協会もオリンピックに向けての1つの夢があります。
それは、オリンピック会場を色とりどりのゆかたで染めたいのです。オリンピックが開催されるのは、ちょうど夏です。同時期に花火大会も開催されることも増えるでしょう。
そんな『夏+オリンピック+ゆかた』というタイミングは、もう二度と無いかもしれません、みんながゆかたをまくりあげて熱狂するオリンピック!
その光景をつくり上げるために一歩一歩進んでいきます。
■私たちの夢 3 海外でゆかたイベントを開きたい
諸説ありますが、ハワイで正装としても着用されているアロハシャツの起源は、和装と言われています。
ハワイに移住した日系人の方々が持ち込んだ和装を、暑い気候にマッチしたシャツにした事に由来されるようです。
カジュアルな和の衣料としてのゆかたと、和装を由来にもつアロハシャツのコラボイベントをまずはハワイで行いたいです。そして世界各地へ!
■私たちの夢 4 ゆかたフェスを開きたい
ゆかたというとどうしても、「夏祭り」、「着物の夏版」、「温泉旅館で着るもの」というイメージがあります。
私たちは決してそのような既存のイメージを否定することはありませんし、より身近な存在になるように積極的にアピールしていきます。
しかし、もっと若い方に新しい着こなし方やゆかたの使用用途を見つけて頂くためにも、新しい分野にアプローチしていく必要があると考えています。
そこで、音楽や美味しいフード、楽しい催しが含まれた「ゆかたフェス」を開催したいです。和のエッセンスも含んだ新しいタイプのフェスを作りたいです。